【書評】倒れない計画術

最近、本を読む機会がだいぶ減ってしまったので、読む機会を強制的に作るべく、

今年は「52冊読了」を目標にしました。

1年間が焼く52週なので、週に1冊読み、それをBlogに残していくことにしてます。

世の中のレビューアーのように完璧なものではなく、自分が感じたことを残していくことを目的とすること。

ライティングはそのうちうまくなるでしょう。

そんな期待を持ちつつ、今回は1冊目で、「倒れない計画術」を読んでみました。

きっかけ

Blogも8月以降更新しておらず、決めたことをやりきれてないので、それを解消したいと思ったことが一番の経緯です。

三日坊主ってことはないですが、計画したけど、その実現がおざなりなるんでね。それを解消したいです。

コンセプト

自分のやりたいと思ったことを、どのように実現するのを紹介しています。

スケジュール、タスクの作り方、その管理方法などを説明しているのではなく、

スケジュールを作る意味は?、その目的は何かを科学的な根拠に基づいて説明しています。

スケジュールの実現哲学というとしっくり来ると思います。

スケジュールとは予定を埋めるものではなく、今日よりも明日、自分を向上させるためのものであり、

コントロールをして、自分の時間を作り、使っていこうという指南書ですね。このへんが、読んでて一番、心に響きました。

漫然とスケジュールが埋まって満足するものではなく、やる必要なことをやって、時間を空けられるようにしていくことが主眼になってます。

ターゲット

こちらに当てはまりそうな人がターゲットになります。

  • 年始に目標を設定するが、2ヶ月ぐらいで何もやらなくなってしまう人
  • 事前準備しているはずなのに、締切間近に慌ててしまう人
  • ダイエット、英語習得など、繰り返して挫折しまっている人

要約

1)計画にまつわる3つの誤解

・物差しがない
・できると勘違いしている
・挫折を前提としてない

2)ゴール設定

当たり前ですが、ゴール設定が一番大事。どこに行くのかが間違っていれば、そもそもやる意味もないです。

そのゴールを設定するためのフレームワークを紹介しています。それがMACの法則です。

・Measurable
数字として計測可能なこと
・Actionable
たどり着くためののプロセスを明確に書き出せること
・Conpetent
自分の価値観に基づいていること

3)7つのテクニック

挫折しないためのテクニックを紹介してます。

if-thenプランニング

とにかく事前に行動を決めていく。今日はGymにいく予定。仮に急な仕事が入った場合、その仕事の前にGymに行く、いけなくなったら駅を2つ前に降りて、長めに歩くようにする、など、事前に決めておき、自分の意志を介在させないようにする。

コーピングイマジナリー/最悪を想定

ありえないぐらいの最悪な事態を想定し、そうならないための対策を立てておくこと

ちなみに、ほとんどの日本人は防衛的ペシミストと定義しています。

  • 戦略的ペシミスト:次はうまくいくさ、と考えるタイプ
  • 防衛的ペシミスト:うまく行ったとしても、次は失敗するかも?と考えるタイプ

戦略的ペシミストは楽観的に取れ得るので挑戦回数を増やすことが大事です。

逆に防衛的ペシミストは、事前準備が大事となります。

もちろん、どちらが悪いとかではなく、どういう考えを持っているのかを把握するのが大事と言う話になります。

心理対比+プリコミットメント

目標達成のメリットと、目標達成のトラブルを対比させ、できそうと錯覚させる方法

プリコミットとは、それを踏まえて、事前に対策を立てておくことを意味する

意志力で達成可能は50%。事前対策をして、自分の意志を介在させないことが大事

3C

自分でコントロールしている感覚が大事。満足感を得ることが、継続する上で大事。以下の3つを意識すること

  • Challenge
  • Controllability
  • Careful Planning

プロセスビジュアライゼーション

1冊読む、という予定では実現が難しい

朝起きて10分で支度し、30分本を読む。次に通勤時間、電車で20分。ランチで30分と帰りの電車で30分を使って1冊読む

このくらい明確にプロセスを決めておかないと達成できない

チートデイ

事前にやらないことを決めておく

  • 3日に1度は食べる
  • 金曜日は運動しなくて良い

など、サボることを決めておくのがよい。全体の15%ぐらいがベストのこと

端的に言うと、サボることを予防するためにサボる、こと

後方プランニング

ゴールから順番に考えること

現在バイアスがある。眼の前のほうが大事と考えてしまうこと。まだ先のことだから。

8月までにマラソンとしたら、7月に体重65kg、体脂肪10%、6月には30kmをレースペースではしれて、5月にはハーフが楽になるぐらいの感覚にいる、などを想定していくこと。

逆に手前から考えていくと4月には動ける体になって、6月には…、7月には… となり、往々にして、まだ時間があるからいいや、になりがち

4つの落とし穴

達成率が低い方法を採用している

似たような目標を達成した人の話を参考に計画を立てる

成功者の話は参考にはなるが、確証バイアスによって都合の良い情報だけがピックアップされているに過ぎない。

鵜呑みにしても達成確率は上がらない。主張に客観性があるかどうかが大事

準備どおり行かなかったら最悪な事態になることを想定する

想定することはいい。ただ想定するだけではなく、その対応を考えない意味はない。

最悪の自体になることを、言い訳の一つとして使われていしまう恐れがある。

ネガティブな感情を抑える

日本人は防衛的ペシミスト。そもそもネガティブに考えてしまう人種にある。

それを抑え込んでも意味はない。その感情が出てくることを前提として、不安を取り除く事が大事。

意志力に頼る

意志の力では達成率が50%。段取りをしていくことで実現しないと危うい

目標を達成すると人生が変わると想像する

脳は大成功のイメージを持つと、それだけで一定の満足感を感じてしまう。これはわかる。なんかやりきった感もなくはない。

想像することと、実現することは違う。段取りを決めて、コツコツやっていくしかない。

順調に言っていると錯覚

人に伝え、認めてもらうと、あたかも達成したような錯覚に陥ってしまう。

公表するのは信頼でき、応援、できない場合は指摘してくれるような人にするといい

そもそものゴールを間違えている

明確すぎるゴール

すべて想定どおり行くわけではない。明確すぎる、細かすぎるものでは何もできなくなる事が多い。

変更できるぐらいの柔軟性、汎用性が必要

複数のゴール設定

あれも、これも、では達成率が上がらない。絞り込みが必要

ショートタイムズゴールという考えがある。短期的な目標設定を達成してしまい、できたからいいや、と思ってしまうこと。

長期的なゴールを設定、意識することが大事

一旦つまずいて自暴自棄になっている

うまく行かずに、どうにでもなれ!と考えてしまうこと。よくありますね。ほんとに…

その場合のアクションとしては、目標を「しない」ではなく「する」に変更するのが大事。

甘いものを食べない → 甘いものが食べたくなったらナッツを食べる

無駄な出費をしない → 出費をしない日を増やす

あとは、立ち直れた回数をカウントすること。

ダイエットでも、なんでも達成できた回数をカウントしていくことで、自己肯定感を作っていくことで気持ちを改善冴えていくのが大事。

パーフェクトスケジュール

最後に、著書によるスケジュール管理の極意を紹介してます。

細かく書く

スケジュールは細かく書くこと。意思が介在しないことが大事。

何をするのかを決めておき、あとは、粛々と実践していくだけの状況を作ることが大事

普段やることから書く。書くことで習慣化させていく

普段やることからスケジュールに落とし込んでいく。

それをこなすことで、なりたい自分を作っていくことにつながるから。

会社、他の人との予定を埋めることが目的ではなく、やるべきことをこなしていくことが目的。

そうなると、自分でやっていくこと、習慣づけたいことを先に記入していくスタンスが大事。

スケジュールは、予定を埋めるものではなく、空き時間を作ること

最後に、一番心に残ったフレーズですね。

スケジュールは予定を埋めることが目的ではない。空き時間を作ることが目的。

やるべきことを早く終わらせて、自分のために、やりたいことを、やれる時間を作ることが一番の目的になる。

その意識を持つか、持たないかで、時間の使い方、そのアウトプットに差が出てくる。

いろいろと書いたけど、ここに行き着くと思う。

自分のスケジュール、空き時間ができるように作っていきたいですね!