【ブックレビュー_7冊目】コミュニティーマーケティング

さて、今年に入っての7冊目です。最近、だいぶ滞ってますが…w

といっても、本は読み続けていて、纏めるのがうまく回っていないだけです。

まあ、言い訳しないで、1冊ずつしっかりやっていきます。

今回は「コミュニティマーケティング」 パラレルマーケター、小島さんの本ですね。

著者はAWSのユーザコミュニティ、JAWS-UGの起案者で、コミュニティを通じてのマーケティングを実践している方です。

ロゴを目にかけた方、実際に参加された方も多いと思います。

著者の活動、そこから得られた知見・経験などがまとまっている本です。

読もうと思ったきっかけ

多様化していると言われ続けている中、最近はコミュニティ、サロンなど、特定の興味・関心での活動が多くなってきていると思います。

発信側の一辺倒な情報では通じるものではなく、
自分中の興味・関心を軸に人々の動いていると感じています。

なんとなくわかっているけど実際どうなんだろ?と思っている中で、出会った本です。

コミュニティマーケティングは聞いたことがあり、読んでみたいなと自然と手にとった次第です。

また、パラレルワークの実践者でもあるので、コミュニティを通じての個人のパラレルワークがどのように影響があるのかも知りたかったです。

自分なりに消化したことをまとめていきたい。

コミュニティマーケティングとは?

コミュニティマーケティングとは、従来のマーケティングに追加するものではなく、思想が違った新しいマーケティングと定義しています。

従来のマーケティングは、ターゲットを絞り込みユーザが認知させることはうまくいきます。

もちろん、クリエイティブの良さや、訴求軸の正しさなど前提はありますが、一定の効果は期待できます。

ただ、そのユーザに対して、自分ゴト化させて、購入までのアクションを取らせるのが難しいです。

そこに、同じ立場の人からの「いいね」という意見があったらどうでしょうか?

関心が低い人であっても、「へー、そうなんだ。使ってみようかな?」という考えになりやすい。

そこで、「同じ立場の人」の「いいね」を束ね、それを聞くことができるようにすること、

これがマーケティング上でのコミュニティになります。

この考え方が「Sell Through the community」と表現することができます。

営業担当の販売活動ではなく、コミュニティを作り、そこから伝播していく、させていくことで販売活動につなげることです。

例えるなら、ボーリングのファーストピンを倒し、後ろのピンを倒していくイメージですね。

インフルエンサーマーケティングに近いですが、お金をかけて発信してもらうものとは根本的に違います。

ユーザ活動に根ざして、自分と同じ立場の人の発信をベースにしていきます。

こうした活動を通じる中で、

  • コミュニティへの参加 → 顧客へ
  • コミュニティの参加者からの紹介
  • 発信された情報で、サービスを認知した上での営業

など、好循環を作り出せていけるようになるとのことです。

ここが従来のマーケティングとは違う視点、方法ということになります。

なぜコミュニティに参加していくのか?

では、なぜコミュニティに参加していくのでしょうか?

参加している方々のメリットがあります。

承認される機会を提供

コミュニティへの貢献を通じて、承認される機会を得ることができます。

コニュニティを通じて、すごいね!、詳しいねって言われることになりますし、

スキル、経験の価値を認めてもらえることになる。

興味があること、自分がやっていることが認められるってのは、嬉しいものです。

その欲求を満たす場がある、しかも、職場以外での場で。

これは嬉しいものです。

学びの場になる

今の世の中、把握すべきことが増え続けています。

例えば、一昔前は1つの言語を知っていれば良かったんですが、だけをとっても

フロントエンド、バックエンド、AWSの構築・運用など網羅すべきことが多い。

AWSと一言で表現できるものではなく、学ぶべきことが多く、すべてのことを自分一人でやることは難しいです。

もう誰かに1から10まで教えてもらう時代は終わりました。

幅広すぎて一人では無理。その第一人者に聞くこと、それを聞くことができることが重要になってます。

また、自分で発信すること、そのフィードバックをもらうことで、自分の知識、能力がブラッシュアップされていきます。

常にそれを続けられる場にいることが大事です。

ここを満たすため、コミュニティに属し、自分を磨いているのでしょう。

貢献することで次のステージへ行ける可能性が広がる

コミュニティから認められることが信用になります。

預かり知らぬ人だとしても、

このコミュニティにいる人なんだ、この発信をしている人なんだね!

となると信用できます。人からの紹介と同じですね。

このコミュニティから認められること、がそれが信用になる。

会社に属している人、ではなく、自分自身を世の中に自分の存在を発信できるようになっていきます。

もちろん、「貢献すること」が前提。Takeだけしようとする人は淘汰されていきます。

会社ではなく、自分、個人で生きていける様になるとことで

次の会社へのチャレンジ、独立した時の引き合いなどが出てくるようです。

著書もコミュニティ活動を通じて、パラレルマーケターとしてのキャリアを築き上げてます。

このあたりが参加者へのメリットになるのでしょう。

これがあるから積極的な参加者が集まり、集まることでコミュニティが活性化していく。

その好循環を作り出せるコミュニティが続いていくのでしょう。


久しぶりに面白かった本です。

マーケティングの本ですが、マーケティングぽくないってのも良かった。

ちょっと厚い本ですが、そこまで分量もないので、1日あれば読めるでしょう。

複業、コミュニティなどに興味がある方はぜひ!