【書評】明日クビになっても大丈夫!を読んでみた

副業、パラレルキャリアが盛り上がってきている昨今、

それを実践されてきたヨッシーさんの独立、その後を赤裸々に語っている書籍です。

商社入社後、サラリーマン生活の傍らで、Webのライターとして働く。

ライターとして儲かりはしなかったが、ネットで発信することが好きで好きでたまらないことに気づき、会社を辞めてWebライターとして独立、現在ではネット界隈でポジションを確立しています。

ちょっと前ですが、千葉市長とSimCityをやってみるなどの記事がバズってますね。

市長であればSimCityもうまいはずだ、なんで一緒にやってみよう!という企画ですね。

本書では、好き放題していると思われているが、

考え、悩みながら実践してきたことで、いまのポジションを勝ち得ていることがわかります。

最初からすべてがうまくいくこととはない。

やってみて、壁にぶつかり、そこから何をすべきかをを考えて、実践すること、

それをやってきたから今があるんだ、というのが根底にあります。

独立するためのノウハウを除けば、構成としては

  • 独立するまでの話
  • やりたいことを見つける方法
  • 消費から生産へ
  • 稼ぎ続けるための考え方、行動

となっています。

独立するまでの話

まず最初に、最初に入った会社のことをディスりまくってますw

サラリーマンというのは、面白くもないと。

言っていることもわかるし、趣旨も理解できる。が、いいすぎじゃねーかと思うこともある。

こんな感じでやられると、実際、苦労するなと、と思う。

本書にあるように、会社は組織力が高いというのは、個人が目立たなくていいこと。

個人のやりがいと相反するものです。

それは間違いないでしょう。仕組み化できているのであれば、目立つ人はいらないんです。

そんな不遇、やる気が起きない中、稼ぎにもならないライターを続け、

泥のようにコキ使われてきたけど、ユーザの反応があることの楽しみを見つけます。

そこからが、彼の転機になる。死ぬほど好きなことを見つけたと。

やりたいことを見つける方法

「やりたいことが分からない」という人がいる。

ただ、それは気づいていないだけ、というか、やっていないだけ。

例として上げていたのが、ライター志望からの質問です。

「ライターになりたいです!」というので、記事を見せてといったら「書いたことがありません」のやりとり。

書いたこともないのに、なぜライターになりたいのか?

書くことと止められたわけでもなく、なりたいと思っているのに、なぜ書かないのか?

殆どの人は、やってみたこともないのに、やりたいと思っていたり、

また、やってみたことがないから、やりたいことだと気づいていない。

また、なりたいこと、と、したいことは違う。

漫才をやりたいのと、芸人になりたいは、同じ道かもしれないが、本質的には違う。

漫才をしたいのであれば吉本に行かなくとも、漫才はできる。Youtubeに流せばいい。

ただ芸人になりたいのであれば、事務所への所属は必要だろう。

やっぱり、なりたいこと、やりたいことは違うし、やってみないと何も始まらない。

とにかくしてみたいことをあげて、やってみろと。

まずはそこから。

消費ではなく生産すること

自分のやりたいことが見つかったら、消費じゃなくて、生産に繋げること。

ただただ漫然と趣味を楽しむのではなく、徹底的にアウトプットすること。

アウトプットに繋げられるかどうかが、好きなことを続けることの肝になる。

見られることで、その品質は必ず上がっていく。見られる以上、それが気になってくるから。

また、自ら発信することで、情報が集まってくる。

何かをやってみて、世の中に認知される。

そうすると、

今度はこれをやってみて!

こんなことやってるけど、どうかな?

と自然に集まってくる。発信することで情報は集まってくる。

稼ぎ続けるための考え方、行動

「マーケットの大きさ」と「ポジショニング」を大切にすること。

本書では、「儲かりそうな椅子」と「勝てないのであればとっとと逃げる」という表現をしている。

身近なワードで変換しているので、小難しい戦略論がすっと理解できる内容で、非常に分かりやすかった。

「レベル1なのにベギラマを使える」とか、おっさんにはこれ以上ないわかりやすさだ。

また、戦術、戦略の使い分けなどについても、PCや、ラブホテルを引用して、

「画素数にこだわる」、「アメニティの良さとか」とかでなく、そもそも何であるのかを考えるべき、とかで説明している。

わかりやすかった。

終わりに

分量はそんなに多くなく、集中して読めば数時間で読み終えられる。

最初のディスる部分を除けば、面白かった。

行動すること、やってみたからわかる、というのが本書の根底にあると思う。

現状に不安を感じている人、実際に独立をしようかな?と思っている人は一読の価値はあるだろう。